坂本から君へ

さかもとのブログ。自分語りとか世間話とか。大阪にいる。

小説のアイデアの出し方

今日は年明け一発目の小説教室の日やった。
今回から全八回に分けて、受講者全員が実際に2万字の短編小説を書くという実践編の講義が始まるねん。「アイデアの出し方」「プロットの立て方」「キャラクターの作り方」というふうに順番にやっていくねんけど、その都度毎回講師から課題が出るらしい。その課題を通じて講師とやり取りしながら一つの作品を作り上げていくことになるっていう。この作業を通じて、「小説ってこういう流れで書いていくんだ」っていう体験をしてもらって、そこから色んなことを学んでもらおうということらしい。
ほんでまず今日は「アイデアの出し方」についての講義やった。
小説のアイデアを得るためには、普段なにげなく生活している中で、周囲で起こるどんなことに対しても「ネタを仕入れる」っていう姿勢を崩さずに生きていくことが大切やっていう話やった。小説家って特殊な人種やからポンポンとネタを思いつくことができるわけではなくて、あくまでそういうスタイルの生き方が習慣になってしまっているだけで、そういう風に「アイデアを出すクセ」をつけておくことがなにより大事やねんて。
とにかくどんなしょうもないことでもいいから、思いついたネタはすぐにネタ帳に残していって、そうやってコツコツと蓄積していった「しょうもないネタ」の組み合わせで面白いストーリーが出来上がることがあったり、あるいは後で時間がたったときに別のネタにつながっていくことがあったりするって言うてた。
あとは、「発想を逆さまにして考えてみる」とか、「まったく違うジャンルの言葉をぶつけてそこからアイデアを得る」とか、そういうアイデア出しのちょっとしたコツ的なことの話が多かったかな。
まあいずれにせよ最初は、自分の仕事や趣味や関心のある事柄なんかからアイデアを出すのが、ラクらしい。専門的なこといちいち調べなくてもいいしね。
というわけで、今回の課題は「アイデア出し」なので、ちょっと俺も来週までになんかひねりださなあかん。
自分の仕事とか好きなことから出していくとすれば、やっぱりIT系の話になるんかなー。藤井太洋さんの短編みたいな感じで、近未来のガジェットが登場して、それを元に主人公が右往左往するみたいな話にしたらええんかなぁ。うーん。まあこれは練習やねんから、好きなだけたくさんアイデア出していこうと思う。


そうそう小説教室が始まる前に、小一時間ほど時間あったからバーガーキング入ってんけど、そこで「フレッシュアボカドワッパー」っていうのん頼んだらめっちゃ美味しかった。アボカドって、あのキュウリみたいなあんまりおいしくなさそうなやつやろ?あんまり単体で食べたことはないけど。せやから不味かったらどうしようって思ってジュニアサイズにしてんけど、全然そんな心配いらんくてすごいうまかった。サラダとお肉をパンにはさんで一緒に食べてるような感じって、そのままやねんけど、ドレッシングみたいなやつがすごいまろやかな感じで、アボカドの野菜野菜した感じを完全に打ち消してて、そこにお肉のこってりした感じがプラスされてちょうどいい感じに仕上がってるね。いままで食わず嫌いやってんけど、思い切って試してみてよかったわ。また頼もうと思った。