坂本から君へ

さかもとのブログ。自分語りとか世間話とか。大阪にいる。

ジョジョ展に行ってきた

おとといは、年明け一発目の仕事に行ってきてんけど、ちょうど案件の狭間にさしかかってるからあんまりやることもなくて一日ぼんやりして過ごしてた。普段はいつも時間に追われてるから、こういう閑散期に入ると、逆に不安になってしまうね。でも、久しぶりに仕事行ったからか、なんか体へんな感じになってて、家帰ってきてすぐに寝てしもたわ。日記書こうとは思うねんけど、パソコンに向かう体力が残ってなかった。

ほんで次の日の朝起きたらもう9時で、だいだい12時間くらい寝てたことになる。最近めっちゃ寝る時間伸びたような気がする、これにプラスしてオフの日は昼寝も3時間くらいするから、ほとんど寝てるだけで一週間終わってるような感じやねんな。
この歳になったら、「人生の残り時間」っていうものをものすごく意識するようになるねんけど、こんなけ寝てばっかりやと、ほんまにあとわずかしか残されてへんねんなぁって思う。人生の残り時間から睡眠時間と仕事時間引いたら、ほんまにちょこっとしか残ってないような気がしてくるし、そのわずかな「自分の時間」をいったい何に費やしていくべきなんかっていうのんは、ちょっと真剣に検討していかなあかんよなこれから。お金儲けに使うのか、創作に使うのか、それともダラダラ映画観て過ごすのか、その3つくらいしか思いつかへんねんけど、バランスよく混ぜていくのが理想かな。

 

ほんで昨日は、ジョジョ展に行ってきた。荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」の原画とかの展覧会で、東京でやってた時から気にはなっててんけど、大阪でもやるって聞いた時に最初行こうと思っててんけど、チケットの取り方がなんかややこしくて(時間指定になってたり、ローソンでしか買えなかったり)まあ別に行かんでもいいかーって気持ちやってんけど、なんか嫁さんが急に行きたいって言い出したから重たい腰を上げて行ってきたよ。天保山でやってるねんな、なんか行きにくいねんあそこ、大阪のはずれにあって。
まあそんなこんなで行ってきましたわ。感想は…よかった。いやー圧倒されたね。ジョジョが連載開始したのって、俺が中学生くらいの時やったから、もう30年以上経ってるねんな。そんな長い期間続いてきてるってことは、そらもう膨大な量のキャラクターがいままで登場してきたわけで、そいつらの原画(ジャンプ連載当時のやつ)が壁にずらりと立てかけて並べられてて、で、あれってなんか独特の絵の感じやんか、おどろおどろしくてスタイリッシュっていう、なんか矛盾した要素がうまく融合してるような感じの、ああいう絵柄がずらっと部屋一面に埋め尽くされてるもんやから、なんかむせかえるような印象やったわ。土曜日に行ったせいなんか、会場もかなり混雑してて、見に来てる人たちも熱心なジョジョファンみたいな人ばっかりで、会場前ではジョジョ立ちしながら自分の写真撮ってる姿をたくさん見かけたな。
展示物に解説書いてあるのん読んでたら、ああいう少年漫画って、敵のキャラクターが倒す度にどんどん強くなっていってインフレ状態になってしまって、結局破綻してしまうものが多いけど、ジョジョはそういうことはせずにひたすら敵の攻撃タイプのバリエーションに広がりを持たせることによって続いてきて、そこが今では評価されてるって書いてあって、なるほどなぁって思った。
展示の最後に、ジョジョのキャラの等身大の絵画がずらーっと並んでる部屋があって、それもよかったなぁ。荒木飛呂彦って漫画家やのに、なんであんな絵の具使った大きな絵をきれいに描けるんやろね、なんでもできるねんなあの人、ほんま器用な感じする。メイキングのビデオに本人が登場してたけど、やっぱ今でも若く見えるわ、もうアラカンやと思うねんけど、30〜40代に見えてしまう。

 

明日から仕事も本格始動するしで、正月気分抜いていかなあかんねんけど、それ考えるとブルーやな。次の長い休みはいつなんかって考えたら、今年ゴールデンウィークってほんまに10連休なん?せやったらすごいよな、そんな長い休み取れるのん何年ぶりやろ、無職の頃以来やな。