坂本から君へ

さかもとのブログ。自分語りとか世間話とか。大阪にいる。

ラノベの書き方

今日は小説教室に行ってきた。

先週からラノベ作家の人が講師で来ていて、ラノベの歴史とか書き方について教えてもらってるねんけど、俺正直ラノベってあんまり興味ないねんよな。っていうか今まで読んだことすらない。なんかああいうファンタジックな世界観って生理的に受け付けなくて、ゲームとかでもドラクエとかファイナルファンタジーとかやろうと思ったこと一度もないもんな。でも同じクラスの生徒の人たちは結構ファンタジー小説書いてる人が多くて、まあニーズがあるから教えてるんやろうね。


講師の人めちゃオタクっぽかった。もう50代の人やねんけど、オタクがそのまま年取ったらこんな感じの50代になるんやなって納得してしまうような、なんかそんな感じ。自分の得意分野の話になると喜々として話し出して、そのまま言葉が止まらなくなってしまうような感じやね。まあでもええよなー、あの年になるまで自分の好きなことでずっとメシが食えてるって、幸せなことやと思うわ。

 

講義の内容はわりかし聴いていて参考になることも多かったわ。ラノベだけやのうて、一般のジャンル小説に通じるようなことも多いからね。文体の話とかも、そこまで計算して戦略的に書かれてるねんなっていうことがわかってすごく腑に落ちた。

なんか小説書き始めるよりも、先に表紙の方が出来上がってたりすることもあったりするらしくて、それはそれで面白いなと思いました。ラノベの表紙がエロすぎる問題とかも、そういうやり方してるんやったら、まあそうなってしまうよなって思いました。あれ、やっぱり本をまず最初に手にとってもらうためには、できるだけ目をひくようにしておかんとあかんという意味で、すごい大事らしいね。
あと、あれやねんね、ああいうラノベというかファンタジー小説って、もともとテーブルトークRPGっていう、大勢の人が対面で遊ぶボードゲームみたいなやつを実際に遊んでみて、そこで遊んだ内容をシナリオにおこしてノベライズしていくみたいな、そういう流れが基本としてあるらしい。せやからゲームと密接につながってるようなイメージやね。


授業の最後で、とあるカードゲームを紹介してて、それがなかなか面白そうやった。大勢で集まって「架空の映画を作る」っていうテーマで遊ぶねんけど、誰かがカードをひいて、そこに出た内容で大喜利していくみたいな感じで進めていくらしい。それがめっちゃ楽しそうで、これはいっぺんやってみたいと思いました。そういうゲームをみんなでやりながら、小説のアイデア出しをしていくこともあったりするみたいやね。
なんかいいねー楽しそうやね、ラノベ界隈って。俺なんかが「小説を書く」っていうとイメージするのは、一人で孤独に寡黙に苦しみながら一つの作品を生み出していくみたいな感じにどうしてもなってしまうねんけど、ああいう人たちってほんと楽しんでやってるっていう印象を受けてしまう。好きなことで生きていくみたいな。

 

家に帰ってきて、ネトフリで「レイクビューテラス」っていうサミュエルエルジャクソンが出てる映画を観た。隣人トラブルの話やねんけど、とある夫婦が引越した先の新居で、隣に住んでいたのが警察官だったので安心やねーって喜んでてんけど、この警官が実は精神的におかしい人で(引越しおばさんみたいな?)、いやがらせがどんどんとエスカレートしていってついに…っていう話。まあよくある展開やねんけど、面白かったわ。なんか今朝のはしごたんのエントリを思い出してしまったよ。難しいよね、隣人との間の距離感考えながら付き合っていくのって。

最近うちも上の階の部屋の子供がドンドン床を踏みならして走り回るのがうるさいなーと思ってて、文句言いにいくかどうか迷ってるところ。直接言うより管理人をかました方がええのか、それとも手紙でやんわりとこちらの意思を伝えるようにした方がええのかっていうところで、やり方はいくつか考えてるねんけど、もうこんなことで悩んだり迷ったりしてること自体が面倒くさいよな。