坂本から君へ

さかもとのブログ。自分語りとか世間話とか。大阪にいる。

アマゾン輸出って儲かるんだろうか

ご存知の方も多いとは思うが、ネット上に村上総裁という面白い人がいて、昔からいろんなWebサービスを作って公開したりしている人なんだけど、本とかも出しているし、schooの動画にも出ていらっしゃる姿を観るにつけ、とても楽しい人で、僕は以前から彼のファンだった。
そんな彼が最近、日米アマゾン商品価格比較サイトというものを作って公開し始めた。


その名の通り、日米のアマゾンで出品されている同一の商品の中で、価格差が大きくて売れ筋の商品を調査して一覧化してくれるツールのようなものだ。
例えば、日本で1万円くらいの家電製品が、アメリカでは5万円くらいの値がついているものがあって、それを日本のアマゾンで買って、アメリカのアマゾンに出品して売れれば、4万円の利益になるということだ。

これは以前にこのブログにも書いたことがあるんだけど、こういうツールが実はずっと欲しかったのだ。
アマゾンを使ったせどりは、だいたい2013年くらいから流行り出して、その頃にたくさん関連書籍も出ているし、一度じっくりとそれらに目を通してみたこともあるんだけど、そういう本って、どうやって商売するかという手段の方にフォーカスしていて、じゃあ何を売ればいいのかというところがはっきりと書かれていなくて、当時はやってみようという気が起こらなかったのだ。
実際に、自分がこれは売れそうだなと思う商品を予想するということは、その思惑が外れて不良在庫を抱えてしまうことになる可能性もあるわけだ。言ってみればモノに対して投資することになるわけで、株とかFXとかと一緒で、根拠もなくやるのは何かギャンブル的でとても怖い感じがする。
でも、日米で価格差が大きい商品の中で、売れ筋のものが事前にわかっているとすれば、そういう商品ばかり出品していれば、どんどん儲かりそうな気もする。
で、それって答えはアマゾンの膨大な商品ページの中を調べれば出てくるはずで、そういうのをうまくシステム化して自動ではじきだせるようにすれば、あとは出品の指示をするだけでよくなるんじゃね?と以前から思っていた。
そういうシステムを自分で作ろうと思ったこともあるんだけど、これだけ膨大な商品の中を自在に泳いで調査するようなプログラムを書いたり動かしたりするのはとても面倒で手間がかかりそうだ。外注して誰かに作ってもらったりすればいくらかかるんだろうな?とか、考えていたこともある。
なので、今回村上総裁が作ったこのサイトは本当に文句なくすばらしいと思う。利用料が半年で2万円とのことだが、破格の安さだと思う。

 

ただ、それでも実際にアマゾン輸出をやるかどうか、ためらってしまう要素も多い。
というのも、アメリカのアマゾンに出品するのに必要な手続きが、非常にややこしそうな感じがする。まぁこれは一つずつステップバイステップでやっていけばなんとかできそうな気がするのだが、出品した後で、何かトラブルになった時に、きちんと英語で対応できるのかどうかというのも僕にとっては怪しい。
また、僕の場合、商品の在庫を自宅に置いたりしたくないので、日本のアマゾン⇒なんか転送サービス的なやつ⇒アメリカのアマゾンという流れで、商品を一度も手元に置いておくことなく直接流れるようにしておいて、後は自宅でパソコンから指示を出すだけで商売が回るような仕掛けにしておきたい。そこのところの仕掛けを作るやり方がよくわからなくて、悩んでいる。

 

もう一つ気になるのは、こういう商売がいつまでできるものなのかということだ。この間ちらっとネットで見た記事で、アメリカのアマゾンの商品が日本のアマゾンのサイトから直接買えるようになるらしいというものがあった。これって、もしかしてその逆もそのうちできるようになったりするんじゃないだろうか。
あと、そんなに儲かるんだったら、そういうことをなぜアマゾンが自前でやらないのかというのも不思議な感じがする。自分のところでがっちりデータは押さえているんだから、どんな商売の仕方でもやりたい放題のはずだ。

 

まぁ、そういう細かいことをいちいち気にしていても仕方がないので、とにかくスモールスタートでちょこっとだけ手探りでやってみようかなと思ったり、悩んだり、その状態を楽しんでいたりしている。