坂本から君へ

さかもとのブログ。自分語りとか世間話とか。大阪にいる。

はてブの闇を可視化したい

最近知ったのだが、グーグルが提供しているWebAPIに、自然言語処理に関する機能を持つものがあって、これがなかなか面白そうだなと感じている。

 

cloud.google.com

 

この中でも特に、「感情分析」というやつが気になっていて、どういうものかというと、なんでもいいので適当なテキストをこのAPIに与えると、その内容を分析して、ネガティブ度・ポジティブ度を判定してくれるというものだ。

実際にこのページからデモが試せるようになっていて、試しに「チョコレートが好きすぎて死にそう」と入れてみると、ポジティブ度90%となり、「チョコレート嫌いなので食べると死ぬ」だとネガティブ度20%と出てくる。
まあこれはわかりやすい例なんだけど、とにかくこちらが与えた文章に含まれる感情的な要素を読み取って、それを数値化して返してくれるというものだ。
こういうAPIが昔から欲しかったんだけど、なかなか気軽に利用できるものが出てこなくて残念に思っていたのだが、ここへきてようやく気持ちに時代が追いついてきたなという感触がある。

 

さて、このWebAPIを利用して、僕が作ってみたいWebサービスが一つあって、それは「はてブの闇を可視化する」というサービスだ。
どういうものかというと、ホッテントリに上がっている各エントリについたブクマコメントを、このWebAPIに食べさせて、さきほどの例で挙げたようなポジ・ネガ度合いをエントリごとに合計して算出するというものだ。
で、ホッテントリに上がっている全てのエントリについて、ポジ・ネガ度を算出できたら、それらを数値の高い順に並べて表示したい。
現在のホッテントリのように、ブクマのつく量や速さのみで順位が決まるのではなく、ブクマの内容によって順位が決まってくるようなものがあればいいなと以前から思っていたのだが、それがいい感じに実現できそうな気がしている。
日々ホッテントリに上がってくるエントリのブコメを読んでいると、ネガティブなものが非常に多く、記事の内容やあるいは書いた人を直接ディスっているものが本当に多い。
これはもう大昔から言われてきたことなのだが、本当にはてブとは、そんな憎悪と怨嗟にまみれた罵詈雑言が集まるような場所なのだろうかという疑問が自分の中にあって、それを客観的に判断できるような仕組みが作れたらいいなと思っている。
また、ポジティブ度の高いもの、つまり美しくきれいなコメントのみで構成されたようなホッテントリがあったとして、そんなものをいったい人は見たいと思うのだろうかということについても興味がある。

 

もし僕がこのサービスを作るとしたら、おそらくはGoogleAppEngine上のPythonで作ることになるのだろうが、もうずいぶん長いこと触っていないので、勘を取り戻すまでかなりの時間がかかりそうで、非常におっくうである。
そこで、ちょっと自分の中でモチベーションを上げるために、ここまでこの記事を読んでくださった方々に、アンケート的なものを取らせていただきたい。
今まで話してきたような「はてブの闇を可視化する」Webサービスを実際に見てみたい、使ってみたいと少しでも思われた方は、この記事をブクマしてほしい。反対に、興味ないよという方はスルーでお願いします。
ここで集まったブクマが、20〜30個程度までいったら、一念発起して作り始めようと思っている。30人もユーザーがいてくれるなら、作り上げるまで充分モチベーションが保てるような気がする。また、作っていく過程についても、このブログで逐一公開していこうと思う。


それでは、よろしくお願いします。