坂本から君へ

さかもとのブログ。自分語りとか世間話とか。大阪にいる。

僕が考えた最強のネット通販

前回の記事ではブログ収益について少し話したが、僕はそれ以外にもサラリーマンの副業として興味を持っていることがひとつある。

それは、商売としてはとてもオーソドックスなのだが、「ネット通販」だ。
ネット通販と言えば、どこかから商品を仕入れてきて、それに利益分を上乗せしてまたどこかで売るという、ただそれだけのことなのだが、そのやり方は色々あって、世の中には実に様々な形態のネット通販が存在する。
ブックオフリアル店舗仕入れたものをヤフオクで売ったり、海外のアマゾンで買ったものを日本のアマゾンで売ったりと、せどりやネット輸出入などと一般に呼ばれる手法があって、書店のビジネス書コーナーに行くと、その手の攻略指南本がたくさん並んでいたりする。

 

 

ただ、やることは本当にシンプルな物販なので、そこには仕入先や顧客との間で商品やお金のやりとりが頻繁に発生する。そのため、非常に手間がかかるといったイメージがついてまわる。
また、売れない不良在庫を大量に抱えこんでしまってにっちもさっちもいかなくなる可能性もある。これについては、「何を売るのか?」という選択に全てがかかってくる為に、とても難しい問題だと言えるだろう。
ネット通販はいつかやってみたいと思っているのだが、始めるにあたってこれらの点がとても不安に感じられてしまって、なかなか最初の一歩を踏み出せずにいる。
逆に言えば、これらの問題さえクリアされるならば、始めようという気持ちになれるかもしれない。

 

 

商品やお金のやりとりが面倒だという点については、商品の出品先にアマゾンを利用するとして、FBAという仕組みを使うといくらか楽にできそうな気がしている。アマゾンのサイトに出品する際に、あらかじめアマゾンの倉庫に売りたい商品を発送しておくと、サイトでその商品が売れた際に、顧客への配送と集金をアマゾンが代行してくれるというものだ。
実は、アマゾンFBAに商品を発送・登録する作業すらも、それを代行してくれる業者というものが世の中にはあって、仕入先からその業者に直接商品を転送するようにすると、一度も商品の現物に触れることなく商売を回すこともできそうだ。物販なのに現物商品を扱わないとなると不思議な気持ちになってくるが、個人でもこういう外注サービスを駆使することで、それが可能になるのだ。
ただし、こういうサービスを利用するには、それなりに手数料がかかるし、本当にそんなにうまくいくものなのかどうか、実際にやってみないとよくわからないところはある。

 

 

そして最大の問題なのだが、「何を売るのか?」ということについてだ。
これに関してはちょっと考えていることがあって、それは、アマゾンなどの通販サイトに掲載されているデータを日々監視して、そこから売れ筋商品を自動的に判定するシステムが作れないかということだ。例えば、アマゾンで売られている商品データをスキャンして、前日の在庫数との差分を取れば、どれが今たくさん売れている商品なのかを把握することは理論的に可能だ。あとは、その時その時の売れ筋商品のみに的を絞って仕入れと出品を繰り返せばいいだけの話で、今一番売れているものを売っているのだから、不良在庫を抱えるリスクも相当減らすことができるだろう。
これなんか、発注のところをうまくシステム化すれば、ほとんど頭を使わずに半自動でサクサク商売を回していくことができそうな気がしている。システムからの「今これを売買しなさい」という指示に従って取引していけばいいので、これは株の自動売買システムに近いものがあるかもしれない。

 

 

というのが、僕が考えているネット通販で稼ぐ仕組みだ。
物販というとものすごく手間がかかるようなイメージがあるが、僕がイメージしているような仕組みを実際に構築することができれば、人の手が入る余地のほとんどない、非常にスマートなネット通販ビジネスができそうだ。
ブログ収益と同じように、最初だけ一生懸命頑張っておけば、後は長期に渡って自動でどんどんお金を稼いできてくれるような仕組みが作れそうな気がしてきて、ちょっとワクワクしてしまう。