坂本から君へ

さかもとのブログ。自分語りとか世間話とか。大阪にいる。

テラスハウスまじやばい

昨日のテラスハウスめっちゃやばかったわー。
キラキラ系の若者たちの恋愛模様を観察していたはずやのに、いつの間にか目の前で起こってることが一体何なのかわからなくなってきて、気がついた時には自分の心がどす黒い悪夢の中に浸りきっていることに気付かされる…まさかテレビ観ててこんな奇妙な感覚に陥ってしまうことになるなんて、思いもよらんかったわ。


いっつも番組の冒頭で「台本は一切ございません」ってYOUが必ず言ってるけど、それはまあ確かにその通りなんやろう。でも、あれって、テレビに映ってるっていう意識があると、どうしても人間って演技をしてしまう生き物やねんな。ちょっとずつちょっとずつええ格好しようとしてカメラの前では、自分がええように観えるように演技し続ける。なんなら、カメラのない場所で当事者同士が密談して、「俺はこんなキャラ設定でいくから、あなたはこうやってこうして…それでこのタイミングでこういうふうにもっていこう!」みたいな感じで話がまとまってたりして、自然とシナリオが出来上がっていく。台本はないんだけど、本人たちの頭の中では一つの台本が出来上がっているっていう逆説的な状況。これがほんま面白い!「ほっほーう」って声出して唸ってしまったよ。


もう一つ面白いなって思うことがあって、優依っていう子がおるやんか、あの子がかなり以前の回で、テラスハウスの番組が放映されてるのをみんなと一緒に観ていて「あたしってこんな嫌な顔してるんだ…」って言ってショック受けてたことがあったやんか。たぶんあの時から優依は、カメラに映っている自分っていうものをものすごく意識してしまうようになって、カメラの前では清純派のキャラクターで通さないといけない、みたいな感じになってしまったんやろうね。それで本当の自分とカメラの前の自分がどんどん乖離していって、挙句の果てに今こんなことになってるっていう。クソビッチやんけあんなもん。


いや、この番組、全世界にネット配信されてるみたいやねんけど、ものすごい評判いいっていうのもうなずける。人間のキラキラした部分に光を当てることによって、逆に闇を鮮明に浮かび上がらせていくっていう手法やんね。それを狙ってやってるんかなんなんかようわからんねんけど、とにかく続きが楽しみ。
シーズン終了まであと2回。どういうオチを観せてくれるのか。

発達障害グレーゾーンな俺

今日も一日どこにも出かけずにずっと家でゴロゴロして過ごした。やっぱゴロゴロしてるんが一番ラクでええわ。


この連休前から「発達障害グレーゾーン」っていう本を読み始めててんけど、あんましボリュームなくてすぐに読み終えてしまったわ。
発達障害」って最近めっちゃ流行ってるよな。もう猫も杓子も発達障害。「ほら、アタシって発達やからさー」みたいな感じでマクドで女子高生が喋ってるようなイメージにまで陥ってしまってるような気がする。そもそもこれって、社会に出た時に誰もが感じる違和感とか、物事のうまくいかなさみたいなもんの原因を自分の内なるものに求めていった時に、「発達障害」っていう概念があるとめちゃくちゃ説明しやすいんよな。すごい便利な概念やと思うし、出てくるべくして世に出てきたような感じがする。
かくいうこの俺も、むかし通っていた心療内科の先生から「君は発達障害のケがある。」って言われた口で、まあその頃から「発達障害」ってなんなんやろって興味はあってんけどね。でも、正式に診断を受けたことはないので、この本で言う「グレーゾーン」に当たる人間なんやろね。そう思って気になったので今回この本を読んでみた。
まあ、書いてあることは、発達障害まではいかないけど、そのケのある人たちの苦しみだったり、対処法だったり、支援してくれる団体のことだったりについて書かれてあって、そこそこ興味深かったかな。
新卒で入った会社で周囲との雑談に入れなかったりとか、そんな感じで馴染めずに一ヶ月くらいで辞めてしまった人のケースが掲載されててんけど、あーこれまさに俺のことやなって思ってうんうんってなってしまった。今でこそ世渡り術みたいなもんをたくさん身につけて、社会生活に困ったりすることはないんやけれども、そういや昔は苦労してたよなぁって、いろんな昔のイヤな記憶を掘り起こしてしまって途中しんどくなってしまった。
新人の頃に、飲み会の幹事を何度もやらされて、それがうまくできへんくて周囲からフルボッコにされたこととかね、思い出してしんどかった。あんな時に「私は発達障害なので、飲み会の幹事ができません」っていうふうに周囲に説明できて、それを納得してもらえて、さらに配慮してもらえるような職場環境やったら、あんなに苦しい思いすることなかったのになって今にして思う。
それ考えると今の若い人らって恵まれてるよなーって思う。昔は「怠けてる」「サボってる」って思われてたことが、「障害がある」っていうふうに周囲に認知されて配慮してもらえるって、素晴らしいことと違うんかなって思う。あーやっぱ生まれてくるの早すぎたよなぁ。


映画もネトフリで一本観た。「アリーキャット」っていう窪塚洋介が出てるやつ。
窪塚君久しぶりに観たような気がする。「池袋ウエストゲートパーク」の頃でイメージがストップしてたから、この映画に出てくる痩せた中年男の窪塚君観ると結構ショック受けてしまうね。演技も昔の方が絶対によかったと思う。あの頃は天真爛漫な感じで自然に脳天気なキャラが出せてたのに、今はなんかむりやり演技して暗い感じを出してるような気がして、観てて辛かった。
映画の中身も、グラビアアイドル崩れの女優がヒロイン役やってたりと、なんというか全体的に東映Vシネマ的な感じの安っぽいドラマで、あんまり面白みもなかった。
でも、どんなしょうもない映画でも、プロットの立て方やキャラクターの作り方の参考になるかなって思って、頑張って最後まで観た俺めっちゃえらい。


ゲームもPS4のやつで体験版を落としてきてちょっとやってみた。「バイオハザードRE2」っていうやつやねんけど、今から20年以上前に出たバイオのリメイクらしい。
ちょっとやってみたら、確かにこのシーン昔に見たことあるなぁっていう感じで、でもなんで今さらこんなんリメイクするんやろ、ようわからんな。どうせやったら完全新作でVR対応させて欲しかったなと思う。これやったらセールの時に半額になってたら買ってもいいかなって思うレベルやね。あ、でもグラフィックとか演出はすごい作り込まれててよかったよ。でも、これを今更やりたいかと言われると、うーんって首捻ってしまう。

藤井太洋「ハロー・ワールド」感想

藤井太洋さんの「ハロー・ワールド」を読み終えた。
藤井さんの小説って、話によってその作品世界にすっと入っていける時と、そうでない時の落差がすごい激しい。「ジーン・マッパー」「アンダーグラウンド・マーケット」はすごいのめり込んで一瞬で読み終えてんけど、「オービタル・クラウド」や「ビッグデータ・コネクト」はどんなに頑張っても最後まで読了できへんかったわ。なんでなんやろ、そんなんなんの俺だけなんかな…けど、この「ハロー・ワールド」は冒頭だけ試し読みしてみてすんなりと世界に入っていけそうな感じがしたので、読んでみた。
ITエンジニアの主人公が活躍する連作短編集やねんけど、読んでてワクワクする展開が随所に散りばめられていて、いちいちすごい興奮した。
趣味で開発したスマホアプリが、思いもかけない国で予想外の形でバズり始めていくところとか、よくできたミステリーっぽい展開になっててめっさ面白かった。
ドローンとか自動運転車が変な場所に集まっていく話も、2000年問題的なことが今後もコンピューターには常につきまとっていくんやなぁってことを改めて認識させられて、これはちょっとしたホラーみたいな感じに思えてしまったね。
マストドンをカスタマイズして、それが世界規模で使われるようになっていく過程にも痺れた。こんなふうに、自分の開発したプロダクトが予想外に広がりを見せていく時って技術者冥利に尽きるよね。俺も去年「ホッテントリ感情分析」が予想外にバズった時、手叩いて喜んでてんけど、その時の気持ちを思い出したかな。
最後の方は仮想通貨がどうのこうのっていう話になっていくねんけど、正直これ俺よくわからんかった。なんか政治的な話になっていって難しくて頭がついていけへんねんな。テクノロジーと人間との関わり方って、つきつめると政治の問題になっていくんやろうね。でも小説の中でそこにまで話が及んでいってしまうと、なんか俺的には急につまらなくなって気持ちが失速していってしまうねんな。これはちょっと残念に感じた。
でも、小説全体を通じて、数年後の世界はこうなってるよっていうのを具体的に見せてもらってるようなスタイルが一貫していて、すごい読みやすかったし楽しめたかな。

 

昨日、iPhoneXSのカメラを何の気なしに起動してみたら、画面の隅っこの方に髪の毛みたいな細い縦筋が一本走ってるのに気づいた。
スマホを再起動してみたけど、縦筋は消えてくれへんし、その状態で写真撮ったら、撮った画像にも同じように細い縦筋が入ってしまうねんな。
あー、先月買ったとこやのに、これは初期不良ひいたっぽいなぁと思いながら、どうしたもんかなと思案中。気になるっちゃあなるし、でも俺普段から写真ってそんなに撮ったりせえへんし、気にせんかったらこのままでも別に大丈夫かなーとか思ったり。でも中華の格安スマホ使ってるんやったらまだわかるねんけど、高いお金払ってiPhone使ってるのに、こんなふうにちょっとした不具合のある端末掴まされてるのんてなんか腹立つし。うーんモヤるなぁ。
修理頼むんやったら、初期不良扱いで無料でやってもらえると思うねんけど、その場合、携帯ショップやなくてアップルストアに持っていかなあかんみたいで、もう面倒くさいなぁっていう気持ちが正直強い。うーん、どうすんべかな。

小説のアイデアの出し方

今日は年明け一発目の小説教室の日やった。
今回から全八回に分けて、受講者全員が実際に2万字の短編小説を書くという実践編の講義が始まるねん。「アイデアの出し方」「プロットの立て方」「キャラクターの作り方」というふうに順番にやっていくねんけど、その都度毎回講師から課題が出るらしい。その課題を通じて講師とやり取りしながら一つの作品を作り上げていくことになるっていう。この作業を通じて、「小説ってこういう流れで書いていくんだ」っていう体験をしてもらって、そこから色んなことを学んでもらおうということらしい。
ほんでまず今日は「アイデアの出し方」についての講義やった。
小説のアイデアを得るためには、普段なにげなく生活している中で、周囲で起こるどんなことに対しても「ネタを仕入れる」っていう姿勢を崩さずに生きていくことが大切やっていう話やった。小説家って特殊な人種やからポンポンとネタを思いつくことができるわけではなくて、あくまでそういうスタイルの生き方が習慣になってしまっているだけで、そういう風に「アイデアを出すクセ」をつけておくことがなにより大事やねんて。
とにかくどんなしょうもないことでもいいから、思いついたネタはすぐにネタ帳に残していって、そうやってコツコツと蓄積していった「しょうもないネタ」の組み合わせで面白いストーリーが出来上がることがあったり、あるいは後で時間がたったときに別のネタにつながっていくことがあったりするって言うてた。
あとは、「発想を逆さまにして考えてみる」とか、「まったく違うジャンルの言葉をぶつけてそこからアイデアを得る」とか、そういうアイデア出しのちょっとしたコツ的なことの話が多かったかな。
まあいずれにせよ最初は、自分の仕事や趣味や関心のある事柄なんかからアイデアを出すのが、ラクらしい。専門的なこといちいち調べなくてもいいしね。
というわけで、今回の課題は「アイデア出し」なので、ちょっと俺も来週までになんかひねりださなあかん。
自分の仕事とか好きなことから出していくとすれば、やっぱりIT系の話になるんかなー。藤井太洋さんの短編みたいな感じで、近未来のガジェットが登場して、それを元に主人公が右往左往するみたいな話にしたらええんかなぁ。うーん。まあこれは練習やねんから、好きなだけたくさんアイデア出していこうと思う。


そうそう小説教室が始まる前に、小一時間ほど時間あったからバーガーキング入ってんけど、そこで「フレッシュアボカドワッパー」っていうのん頼んだらめっちゃ美味しかった。アボカドって、あのキュウリみたいなあんまりおいしくなさそうなやつやろ?あんまり単体で食べたことはないけど。せやから不味かったらどうしようって思ってジュニアサイズにしてんけど、全然そんな心配いらんくてすごいうまかった。サラダとお肉をパンにはさんで一緒に食べてるような感じって、そのままやねんけど、ドレッシングみたいなやつがすごいまろやかな感じで、アボカドの野菜野菜した感じを完全に打ち消してて、そこにお肉のこってりした感じがプラスされてちょうどいい感じに仕上がってるね。いままで食わず嫌いやってんけど、思い切って試してみてよかったわ。また頼もうと思った。

未来に投資してくれてた親への感謝

昨日、アセンブラのこと書いてて思い出してんけど、実は俺、小学生くらいの頃に「Z80マシン語入門」っていう本を読みながら、アセンブラの勉強をしようとしてたことあったん思い出したわ。もちろん当時は、本に書いてあることの意味もほとんど理解できずに途中で挫折してんけど。今考えたらなんて無謀なことしようとしてたんやろうと思う。けど、当時からコンピューターのエンジニアになるのが夢やった俺にとって、アセンブラをマスターするっていうのはすごい目標というか夢のようなものやってんなぁっていうことを思い出して、感慨深いものがあるなと思わされた。
まあでも、その話とつながるけど、自分の両親には感謝やわ。だって、俺が小学生の頃に、10万円くらいするマイコンを買い与えてくれてんからな。まだ昭和の時代やったから、家庭にコンピューターがあるなんてまだまだ一般的ではなかったんよな。せやから子供のオモチャにしてはえらい高価なもんをよくぞ買ってくれたと思う。もしも今、俺に子供がおって、その子から10万円のオモチャを買ってくれって言われたら、おまえふざけんなよって話に絶対なると思う。そこを、「子供のオモチャ」と捉えずに、「未来への投資」っていう風にとらまえて、買い与えてくれた両親の英断には拍手を送りたい。
うん、確かにあの時期にコンピューターに慣れ親しむっていう経験がなかったら、今の俺は絶対にこんな仕事してへんもんな。結果として、これでメシが食えてるんやしな。妻と猫を食べさせながら、立派に生活できてるもんな。俺、自分の両親のことあんまり好きじゃないねんけど、そのことを思う時だけは素晴らしい両親やなって思って、ほんま感謝しとる。


で、今日は朝、会社に電話して、仕事休みにしたった。なので今日から4連休なのである。
年末から調子の悪かったエアコンを交換してくれる業者の工事が、今日の昼からあって、それに立ち会わなあかんので、それで休みにしてみた。
ほんまは嫁さん一人でもよかってんけど、家に色んな人が出入りすることになるから、その間の猫の面倒をみる人間が一人必要やろうということで、俺が担当することにした。
ええね、こういう時、電話一本でさくっと休みにできる立場なのはありがたい。ほとんどフリーランスのエンジニアやもんね気分的には。


で、業者が工事してる間、暇やったので猫とコタツに入りながらネトフリで「パッセンジャー」という映画を観た。数年前に公開されてたらしくて、割とメジャーな映画なんかなこれは、俺は全然知らんかったけど。
地球から別の惑星に移民する為に、大勢の人間がコールドスリープしながら移動している宇宙船があって、目的地に着くまで120年かかるねんけど、宇宙船でトラブルが起こって、一人の男性が90年前に起こされてしまう。他の乗員はみんなまだ眠ったままで、自分はもうコールドスリープには戻ることができなくて、このまま一人だけで孤独に生きていくしかないのか?さてどうする?っていう話で、やっぱこれも精神的につらい系の展開やったなぁ。
まあこの男性は、他の乗員の中から美人の女性を一人選んで、その人を強制的にコールドスリープから目覚めさせて、自分が目覚めさせたってことは内緒にしながら、二人で仲睦まじく生きていこうとするねんけど、これってなんか男のダーティーな部分をまざまざと見せつけられているようでほんまやらしかった。
これ絶対いつか自分のしたことが女性にバレて大変なことになるんやろなぁと思いながら観てたら、案の定そういう展開になって、でもそんなにドロドロはせずにラストはうまくまとめてくれてて、いい話に着地してたね。ああ、久しぶりにいい映画を観たような気がするなこれは。
でも、俺みたいなひねくれたサイコ野郎やからすれば、この映画って、最初から女性の目線で描いていった方が面白かったんと違うかなって、ちょっと思った。
女性が目覚めるところから物語が始まって、同じように目覚めていた男性と出会ってねんごろになって、そのまま生涯を添い遂げる。でも男性の方が先に老衰で亡くなって、その後になんかのきっかけで、女性は男性によって目覚めさせられていたっていうことを知って驚愕するっていうオチにしたら、うおー人間ってコエーみたいな感じになって世にも奇妙な物語風味でよかったんやないかなって思った。

久しぶりに鬱映画を観た

今日も朝からアセンブラのソースとにらめっこしてた。全然知らん言語触ってる時って、まるでプログラミングの勉強始めた頃の学生みたいな気持ちに戻ってるね。この部分の記述ってどういうことなんやろうとか、なんでここにこの一文が挟まってるのかがわからんとか、色々と思索を巡らせてる内に、「あ、そうか!」みたいな感じで神の啓示が降りてくるタイミングがあったりして、そういう時はものすごく知的に興奮するね。そういうことが楽しめるかどうかっていうところが、プログラミング初心者が道を極めていくことができるかどうかの境目になってるような気がする。マニュアル見たり、悩んだりするのが苦痛で仕方がないっていう人はプログラマーに向いてないよな。
それにしてもアセンブラってやっぱり独特やわ。なんでもできるね、これって。でもそれだけに怖いことになる可能性も高いわけで、こんなん使ってプログラム書ける人マジで尊敬する。プログラムが動いてる時のメモリの状態とかを把握しておかんとあかんかったりと、そんなこと今まであんまり意識したことないから新鮮やわ。組み込み系の開発やる人とかにとっては、当たり前のことなんかも知らんねんけど。

 

さっきアマプラで「トンネル 闇に鎖された男」っていう韓国の映画を観終えてんけど、これ観始めてから観終えるまでに3日くらいかかってしまった。おもくそしんどい映画やったから、休憩しながら休み休み観とってん。
とあるトンネルを車に乗って通過しようとした男の人が、そのトンネルの崩落事故に遭遇して生き埋めになってしまって、そこからの生還劇を描いた作品やねんけど、とにかく精神的に参りそうになる場面が多くて辛かった。似たような映画に「127時間」っていうのがあるねんけど、あれより絶対にこっちの方がしんどいと思う。映画の序盤から終盤近くまで、車の中でほぼ身動きとれない状態がずっと続くので、そこのところの描写の圧迫感が情け容赦なくてキツかった。閉所恐怖症の人は絶対これ観たらあかんと思う。
トンネル崩落後に、救助チームが結成されて救出活動が始まるねんけど、これがなかなかうまくいかへんくて、途中で二次災害が起こったり、救助活動が中止になって主人公が見捨てられることになったり、ほんま胸糞な展開がずっと続いてしんどかった。まさかの自力脱出エンドか?と思わせておいて、まあほぼほぼそんな感じの結末やってんけど、とにかく主人公が終始狭い場所でもぞもぞごそごそしてばっかりで苦しいねん。でも映画としてよくできているのでおすすめです。

 

ほんで今日、木曜日やからその後ネトフリであいのり観ててんけど、またまたやってくれましたね、でっぱりんが。今度はスタッフに対してブチ切れて揉め事起こしてたで。あのキレてる時のでっぱりんの狂犬っぷりはマジで異常やと再認識。これ、メンバー同士の諍いやったらギリわかるねんけど、スタッフに噛み付くか?普通はこういう裏方が出てくる場面って、テレビやったら絶対にカットして流さへん部分やと思うねんけど、どういうつもりで流してるんやろね。
あーもう最近のあいのり、このパターンばっかでドン引きさせられてばっかり。最初は面白がって観てたけど、さすがにもう飽きたというか、やりすぎやろって思うようになってしもたがな。はよメンバー入れ替わって欲しいな。テラハやと割とカジュアルに「卒業」と称して去っていくメンバーが多いんやけど、あいのりの人らって、頑張って粘る人多いよな。やっぱそこは「旅行」の持つ苦行的な側面が影響してるんかな。

ZOZOの人ちょっと見直した

年明けからZOZOの人がお金ばらまこうとしてるやつ見てて、俺あれ百万円欲しいとかって一ミリも思わへんかってんけど、だってなんか気持ち悪くない?
見ず知らずの赤の他人からポンと百万渡されるって、それもなんの対価も求められずにって、普通に考えて絶対裏になんかあるって思ってしまうやん。けど、なんの疑問も抱かずにそれに群がってる人らも結構おったりして、なんかさもしいなぁって冷めた目で眺めてたわ。
どうせやったら、ビル・ゲイツみたいに弱者救済方面に多額の財産突っ込むとか、そんなんの方がまだカッコいいし、こないだ今村さんがブログ企画でやってたみたいに、「他人が幸せになるような使い方を考えて使ってください」って言ってばらまくとか、面白そうなやり方いくらでもあるはずやのに、もったいないなぁ一億も…何の思想もなくランダムにお金ばらまくのって、こんな下品に感じられることやねんなぁ。ほんまあのZOZOの人って、15年くらい前のイキってた頃のホリエモンぐらいうさんくさい奴やなぁ、ろくな死に方しなさそう、とか思ってたら、実はあれ、応募者のツイートをチェックしてたらしくて、世の中的にプラスになるような使い方をしてくれそうな人を選んで配ってるみたいやねんな実は。それやったらそうやとはじめから言えって感じ。ちょっと見直した。

 

今日も仕事はあんまりやることなくて暇してたら、急にアセンブラでプログラム書いてくれへんかって言われたから、そんなん絶対無理やんと思いつつもネットでアセンブラの解説サイト調べてずっと勉強してた。
アセンブラってめっちゃ変わってるよな。コボルにせよJAVAにせよ、プログラミング言語って一個覚えたら、他のやつも似たようなもんやから、次々とマスターしていく人結構多いけど、アセンブラって他のどんな言語にも似てないような気がする。低級言語っていうねんな。人間にはわかりにくいけど、コンピューターにとってはこれが一番わかりやすいっていう。せやから実行速度ばり速くなるっていう。
まぁとっつきにくいけど、ちょっとでも意味がわかってくるとこれが結構面白くて、まるで新しいオモチャを手に入れた子供のような感じで一日中弄り回してた。

 

帰宅して、そういや火曜日やったなと思ってテラハを観た。
もうあと四回くらいで軽井沢編終わるみたいやけど、いやーここへ来てラストスパート仕掛けてきたねー、すごかったわ。これ雄大の時以来の盛り上がりと違う?
あんなけ女子の間で「言った言わない」で揉めに揉めてバトルするって、もう最高やんか。こんな地獄が見たかったんや俺は!と大満足で観てたら、さらに気になる話が飛び出してそのまま次回にもつれこんでいくという。
それにしてもあの「ゆい」っていう子は相当の曲者やね。人と人の間を渡り歩いて調和を乱すべく暗躍するっていうスタイルで、ああいう子が一人おるだけで、組織が崩壊する原因になったりするっていうのんよくわかってめっちゃ勉強になる。
うーん、残り少ないけど続きが楽しみ。